北海道の美瑛町白金にある観光地『青い池』。
その名の通り、青く綺麗に見える池として有名ですが、観光した方の感想を見てみると、
「青い池にがっかりした」
という内容が多く投稿されています。
そこで今回は、
- 美瑛の青い池ががっかりする理由
- がっかりしない青い池を見れる条件
- がっかりせずに青い池を見れるベストな時期
などについてまとめてみましたので、ご紹介します。
美瑛の青い池ががっかりする理由
結論から言うと、がっかりする主な理由は、青い池が全く青くないから。
この一言に尽きます。
他の理由も含め、がっかりしてしまう詳細を説明していきます。
がっかりする理由①:全く青くない
ネット上で青い池について調べると、コバルトブルーの美しい画像が大量に出てきます。
なので、その幻想的な青い池に期待する人は多いはず。
しかし、実際見に行ったら、思っていた以上に青くないということがあります。
青い池に行ってきたけどすごい寒かったです。青くないし。(みずの) pic.twitter.com/H58ljq9YlE
— ラム酒好き好き同盟 (@rumlovealliance) May 6, 2023
北海道のがっかりスポットその3:青い池(全然青くない) pic.twitter.com/RgVDaJKksN
— とーかい (@gnutokai) July 29, 2015
普通の池よりはまだ綺麗な方。
でも、ネット上の画像と比較すると全然青くないじゃん…ってな感じでがっかりする人は多いです。
がっかりする理由②:濁った池にしか見えない時がある
その日の状況によっては青くないどころか、濁った池にしか見えない時もあります。
美瑛町今金の観光名所 青い‥
「今金 濁った緑の池」🙄
元々ここを見たくて数時間車を走らせて来たので綺麗な青い池を見たかった😂
雨の影響だそうです🌧
富良野近辺のツイートが明日以降も続く予定🐦 pic.twitter.com/5OY76AxZqH— しらたま (@shiratamatofu) August 18, 2022
青い池 この日は青くない pic.twitter.com/hPdBbCXpHB
— 祐行 (@toda_toda) August 20, 2022
青い池を見に行ったのに、青いどころか普通の池のような色合い。
そのため、
「めちゃくちゃがっかりした…」
という人も少なくないです。
がっかりする理由③:雪に覆われると何も見えない
雪が降った際、青い池そのものが見えなくなることもあります。
今日は美瑛の青い池へ
3時間ドライブして着いたら池が雪に覆われてがっかり😭
ただその奥の川と滝は綺麗な青が流れてたからなんだかんだ行けてよかった☺️ pic.twitter.com/7JTb9GBiBa— 電気ウニ (@Denkiuni01) March 12, 2020
オトナの修学旅行の1番の目的地は『青い池』
このツアーは昼間と夜と2回見れるってことで決めたんだけどさ
昼間来たらココも一面雪景色で全然青くないっ😣
ただの雑木林みたいでがっかり🤷♀️ pic.twitter.com/ObK8yqh39m— gootouch🎸 (@gootouch2) November 20, 2019
青い池がをせっかく見に行ったのに、雪の影響で全く見えない。
そもそも、池なんてあるの?状態。
こういった事情により、青い池にがっかりした方々も複数いました。
がっかりしない青い池を見れる条件
がっかりしない青い池を見れる条件は次の3つです。
- 晴天が多いシーズンを狙う
- 雪解け水が少ない時期を狙う
- 雨が多い時期はアウト
晴天が多いシーズンを狙う
大前提として、晴天が多いシーズンでないといけません。
なぜなら、太陽が出ていないと、青い池は青く見えないからです。
青い池が青く見える理由。
簡単に説明するなら、池の水に含まれる成分が太陽光に当たり、青い光を反射しているように見えるためです。
そのため、青く綺麗な状態で見るためには、太陽は必須。
なので、できるだけ快晴の多いシーズンでないと、綺麗な青い池を見ることが難しいです。
雪解け水が出ない時期を狙う
雪解け水が完全にない時期を狙ってください。
その理由としては、雪解け水の流入により光の反射が起きにくくなるため。
光の反射が起きにくくなれば、当然青く見えなくなります。
なので、雪解け水が出ないシーズンでないと、ちゃんと青く見れない可能性があります。
そのため、雪解け水が多い4~5月は避けた方が良いです。
ちなみに、ネット上では、
青い池のベストシーズンは5~6月!
と書いている所が多いです。
しかし、SNS上で実際に見に行った人を調べてみると、
雪解け水のせいで青い池が青くない
と5月頃にコメントしている方が複数います。
青い池
係員さん「今日は……どk、水が……」
ワシ、おかん「毒水!?」
(曇天で暗い色を、そう表現するんだな!?)雪解け水が混ざって、少し濁ったということでした pic.twitter.com/29NxS4gain
— 9on (@p9open) May 13, 2022
青い池
雪解け水のせいか、ちっとも青くない。 pic.twitter.com/0STPZp44pe— 二代目永井荷風 (@munexpress) May 5, 2023
そのため、5月がベストシーズンとは言い切れません。
ですから、雪解け水の影響を考えるなら、6月以降がベストとなります。
雨が多い時期はアウト
降水量の多いシーズンは、青く見えない可能性が高いです。
なぜなら、雨が降ることでも、光の反射が起きにくくなるからです。
最悪の場合、池の水が濁ってしまい、先述した濁った池のように見えてしまうかもしれません。
なので、降水量が少ない時期を狙う必要が出てきます。
『気象庁』の公式サイトにある1991~2020年の統計をざっくりまとめると、美瑛の降水量は以下の通り。
- 1月~4月:38~49mm
- 5月~6月:68~69mm
- 7月~9月:120mm超え
- 10月~11月:90mm超え
- 12月:73mm
出典元:気象庁公式サイト
この統計から、
- 1月~4月が降水量が少ない
- 7月~11月は降水量が多い
ということが分かります。
なので、夏から秋にかけては雨が降る確率が高いため、避けた方が良いといえるでしょう。
ちなみに、雨は時間をかけて上流から下流に流れます。
そのため、観光当日に雨が降っていなくても、雨の影響で色が変わってしまうことがあるのです。
実際、SNS上の投稿にて、
「3日前までの雨で、青い池がエメラルドグリーンだった」
と仰っている方がいます。
今日は美瑛へ。
3日前までの雨のおかげで、本日の青い池はエメラルドグリーン。
これはこれで綺麗なのですがね。
これから紅葉して池の青と対比してさらに絶景になるそうです。 pic.twitter.com/mjIvlHWISp— 閑居猫 (@kankyoneko) September 26, 2022
ですから、観光に行く数日前に雨が降っていた場合は、注意が必要です。
がっかりせずに青い池を見れるベストシーズンはいつ?
上記の3つの条件を踏まえると、
- 晴天が多い時期
- 雪解け水が出ない6月以降
- 降水量の多い夏~秋は避ける
ということが分かります。
なので、がっかりせずに青い池を見る時期としては、
『6月の日中がベストシーズン』
といえます。
ただ、『6月がベストシーズン』と言っているのは、青く見れる確率が高いからです。
基本的には、条件さえ合えば、時期・時間帯・季節が違っても、綺麗な青い池を見れる可能性はあります。
結局の所、天候運などに恵まれているかどうかが鍵なのです。
青い池ががっかりする理由&ベストシーズンまとめ
今回は、美瑛の青い池ががっかりする理由や、青く見れるベストな条件・時期についてまとめてみました。
以下、今回の簡単なまとめになります。
- 青い池が青くないため、がっかりする人が大勢いる
- がっかりしたくないなら、青く見れる条件が整いやすい6月がオススメ
- 天候運などに恵まれれば、どの季節でも綺麗な青い池は見れる
ちなみに、青い池周辺で宿泊する場合、観光案内サイト『たびノート』に周辺の人気宿が表示されていますので、是非参考にしてください。
また、以下の記事では、青い池の売店情報についてまとめていますので、良ければご覧ください。