アサヒビールのもぎたてストロングが売ってないけど、販売中止になったの?終売した理由が知りたい。
こういった疑問に答えます。
結論から言うと、アサヒのもぎたてストロング(缶チューハイ)は販売中止になっています。
そして、販売中止になった理由としては、
- 2020年から始まった今のご時世で、大量のアルコールを消毒用として国に提供したため
- ストロング系の健康被害を抑えるため
などが関係あると考えます。
当記事では、アサヒビール・もぎたてストロングの販売中止理由について説明しています▼
アサヒ・もぎたては販売中止になってる?
アサヒビールのもぎたてストロングは販売中止になっています。
まず、酒類販売サイト『なんでも酒やカクヤス』では、
【メーカー終売の為在庫限り終了】
という記載が『もぎたて 新鮮グレープフルーツ』のページにありました。
また、お酒の価格比較サイト『酒楽』では、アサヒもぎたてストロングについて、以下の内容を記載していました。
つまり、2022年3月~5月頃には、製造終了、出荷終了になっていたのです。
なので、アサヒのもぎたてストロングの販売中止は確実と思われます。
アサヒ・もぎたてが販売中止した理由
アサヒがもぎたてシリーズを販売中止にした理由としては、以下の2つが考えられます。
- 今のご時世で大量のアルコールを提供したため
- ストロング系の健康被害を抑えるため
順番に説明していきます。
国へ大量のアルコールを提供したため
大量のアルコールを国へ提供した影響で販売中止になった商品があります。
お酒の価格比較サイト『酒楽』によれば、
- 終売している商品があり、確認のため問い合わせ
- 「国からの要請でアルコールを消毒用として提供し、一部商品の販売を終了」という回答をもらった
と記載されておりました。
また、2020年8月には通年商品の「もぎたてSTRONG 手摘み白桃」「もぎたてSTRONG 手摘み青梅」が終売。
これに関しては、商品一覧で500ml缶だけが終売していると掲載されている商品が他にも有り、問い合わせて確認したところ、「新型コロナウイルス感染拡大に伴い、国からの要請に応じてアルコールを消毒用として供出するために、やむなく一部商品の販売を終了。」との回答を受ける。
出典元:お酒の価格比較サイト『酒楽』
2020年から始まった今のご時世。
当時はこの影響により、大量のアルコール消毒が必要となり、品薄状態が続く状態でした。
ですから、当時のことを考えれば、アルコール消毒用として国に提供し、商品が販売中止になるのも仕方のない結果といえます。
ストロング系の健康被害を抑えるため
健康被害を少しでもなくすために販売中止にした可能性があります。
ストロング系チューハイのアルコール度数は9%程度。
手軽に酔えることから人気を集めている商品でした。
しかし、ビールの倍以上のアルコール成分があるにも関わらず、ジュースのように飲みやすいことから、
規制した方が良いのではないか?
と、2019年頃から専門家から指摘を受ける状況になっていました。
そして、そういった状況の中、2019年12月頃。
沖縄のビールメーカー『オリオンビール』がストロング系の生産停止を発表。
その理由としては、
- 一番売れているのはアルコール度数4%の商品
- 健康志向の商品を作っているため、高アルはやめてもいい
と、東洋経済オンラインのインタビューに答えていました。
参考ページ:オリオンビールが「ストロング系」をやめた理由
そして、アサヒビールは2024年1月26日、新商品のアルコール度数を8%未満にするということを正式に発表しています。
アサヒビールが、今後発売する缶酎ハイの新商品のアルコール度数を8%未満に抑える方針であることが26日、分かった。近年「ストロング系」と呼ばれ低価格で酔いやすい高アルコールの酎ハイが人気を集める一方、健康障害のリスクが懸念されている。
出典元:産経ニュース
これらの流れから、2020年頃からは、アサヒビール内でストロング系の販売中止について議論があったのでは?と考えます。
実際、オリオンビールのストロング系の製造停止から約2年後の2022年には、もぎたてストロングが製造終了しています。
ですから、健康被害を抑える最初の段階として、もぎたてストロングは販売中止になった可能性があります。
アサヒ・もぎたての販売中止理由に関するまとめ
今回は、アサヒビールのもぎたてストロングが販売中止になった理由についてまとめてみました。
以下、今回の簡単なまとめになります。
2024年現在では、アサヒのもぎたてストロングは販売中止になっています。
そして、アサヒビールは正式に、新商品はアルコール度数を8%未満に抑えると発表しているため、ストロング系は今後製造しないものと思われます。