近年の成績で良い結果を残していない斎藤佑樹選手。
なぜ、斎藤佑樹選手は戦力外通告されないのか。
報道された情報を元に、斎藤佑樹選手が戦力外通告されない理由をまとめてみました。
斎藤佑樹選手が戦力外通告にならない理由について
斎藤佑樹選手が戦力外通告されない理由として、考えられる要因は以下の3つです。
- グッズの売り上げに貢献している
- 宣伝効果に期待している
- 栗山監督が球団側を説得している説
グッズの売り上げに貢献している
最初の理由として、日本ハムグッズの売り上げに貢献していることです。
投手として目立った活躍のない斎藤佑樹選手。
しかし、グッズの売り上げに関しては、主力選手並かそれ以上ということが分かりました。
その斎藤については現状で二軍暮らしが大半であるにもかかわらず、球団内からは実際のところ「さすがに大谷と中田の2トップには及ばないが、グッズの売り上げは他の主力クラスとそん色ないかそれ以上」との証言もある。
二軍でありながら他の主力並の売り上げ。
その理由としては、『斎藤佑樹 選手』というブランドによるものといってもいいでしょう。
ただ、この記事が書かれたのは、2016年。
なので、2021年現在でもグッズ売り上げに大きく貢献しているのか?と言われると、分かりません。
ですが、他の2軍選手より知名度が高い斎藤佑樹選手です。
グッズの売り上げを少しでも上げるため、戦力外通告をしていないということも考えられます。
『今のご時世』だからこそ、戦力外通告できない説
今は『コロナ禍』という非常事態。
どこも自粛や営業時間短縮などの対策を取らざるを得なくなっています。
プロ野球界も同じで、観客の収容人数は50%までと定められ、日本ハムも同じように定めています。
日本ハムは27日、新型コロナウイルス感染防止のため本拠地の札幌ドームで開催する5、6月の交流戦9試合の入場券を、収容人数の50%の約2万人を上限として販売すると発表した。
出典元:日本経済新聞
これにより、観客動員による収益はガックリ下がることは明らか。
そうなると、他の収益で補うしかありません。
そう考えた時、グッズの売上で貢献してくれる斎藤佑樹選手を戦力外通告できないと思うんです。
ですから、今のご時世だからこそ、斎藤佑樹選手に対して戦力外通告という選択肢はないのではないかなと。
宣伝効果に期待している
2006年夏の甲子園で『ハンカチ王子』として有名になった斎藤佑樹選手。
日本ハムは、その知名度を利用した宣伝効果に期待している可能性があります。
どういうことかというと、一般人の日本ハムに対する印象は、
日本ハム = 斎藤佑樹選手がいる球団
というイメージが根強いこと分かっているからです。
球団関係者によると「あの佑ちゃんがいる球団=日本ハム」として認知している一般層の人が世間には相当数でまだ存在するとのこと。その具体的な人数も非公開レベルながら球団内部でデータ化されて保管されており、これは球団幹部たちの間でも無視できない事実として受け止められているという。
このデータから日本ハムは、
「斎藤佑樹選手は、一般人へ向けての宣伝効果が高い」
と判断したのではないでしょうか。

そして実際、その宣伝は成功。
斎藤佑樹選手が登板する試合はお客さんが増えるのです。
なんやかんやいっても、斎藤の投げる試合はお客さんが入るんです。
出典元:exciteニュース
やはり、
「ハンカチ王子が投げる所を見たい!」
と思う方が一定数いるんでしょう。
また、Yahooニュースのコメント数から見ても、斎藤佑樹選手がどれだけ注目されているかが分かります。
斎藤佑樹選手について書かれた記事のコメントを見てみると、
- 数時間経つだけでコメント数が3000~4000
- コメントに対するいいね!の数も3万超え
といった内容で、どれだけ多くの一般人の方が注目しているかが分かります。
これらのことを踏まえて考えてみると、宣伝効果の高さで、
- 試合観客動員数の増加
- 球団のメディア露出の増加
などに貢献しているといえるのではないでしょうか。
そして、それを日本ハム側も把握。
だからこそ、戦力外通告をしないのではないでしょうか。
栗山監督が球団側を説得している説
日本ハムの監督・栗山英樹監督が球団側に
「斎藤佑樹選手に戦力外通告しないであげてください」
と説得している可能性もあります。
なぜなら、斎藤佑樹選手に対する栗山監督の発言がどれも優しいからです。
「ハンカチ王子」ブームからの壮絶な手のひら返しを、本人はどう受けとめているのか。
「実は一度、栗山英樹監督に相談したことがあります。監督はこう言われました。『そういう声はあなたの周りにいる人たちに任せておきなさい。あなたが本当におかしいことをしていたり、変なことをしていたら、声を上げてくれる人たちが、あなたの周りにはいます』と。この言葉に救われましたね……。
出典元:FRIDAYデジタル
日本ハム栗山英樹監督(60)が13日、右肘靱帯(じんたい)断裂から復帰し、12日に2軍戦で中継ぎ登板した斎藤佑樹投手(33)について「本当に良かった。ここからだね」と話した。
今後は登板イニングを伸ばしていく予定で、起用法などについては「斎藤佑樹の良さを生かすところは、どこなんだという話。1軍に貢献するために、どういうふうにするのかというのを自分で探らないといけないし、周りも作っていかないといけない」と、いくつかの選択肢を念頭に置いて進めていく。
出典元:日刊スポーツ
ネット上の声を調べてみると、
「斎藤佑樹選手の現役続行をなぜ許すの?」
「斎藤佑樹選手を戦力外にして他の選手を獲得した方が良いのでは?」
等々、かなり厳しい声が多くあります。
にも関わらず、
- 「斎藤佑樹の良さを生かすところは、どこなんだという話。」
- 「1軍に貢献するために、どういうふうにするのかというのを自分で探らないといけないし、周りも作っていかないといけない」
といったように、栗山監督はかなり優しい発言をしています。

これらの発言から、栗山監督は何かしらの事情で斎藤佑樹選手に肩入れ。
そして、球団側に戦力外通告をしないよう説得しているという可能性もあるのではないかなと。
実際、監督の説得でどこまで球団側を動かせるかは分かりません。
ですが、最低でも栗山監督だけは、斎藤佑樹選手を戦力外として考えてはいないことは確かでしょう。
斎藤佑樹選手が戦力外通告にならない理由まとめ
今回は、斎藤佑樹選手が戦力外通告にならない理由について、自分なりに考察し、まとめたものを紹介しました。
以下、今回のまとめになります。
- 他の2軍選手よりは知名度が高く、グッズ売り上げに貢献しているため。
- 一般人の日本ハムへのイメージが『斎藤佑樹選手のいる球団』として根強く、それを利用した宣伝効果に期待しているため。
- 栗山監督の齊藤選手に対する発言が優しいことから、監督が球団側を説得している可能性もある。
ただ、戦力外通告を受けなくても、自分から引退という選択をする可能性もあったはず。
なぜ、引退という選択を取らなかったのか?
理由を調べてみた所、斎藤佑樹選手の意外な面が分かりました。
興味のある方は、以下の記事にお進みください。
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