男性声優として活躍する吉野裕行さん。
2022年7月7日、自身のツイッターにて、所属事務所『シグマ・セブン』を退社することを報告しました。
ただ、退社に至った経緯については触れられておらず、なぜ退社したか不明のままです。
そこで今回は、吉野裕行さんが事務所シグマ・セブンを退社した理由について、メディアの情報を元に考察してみました。
吉野裕行が退社した理由の考察
吉野裕行さんが退社を決断するに至った理由は、以下の3つが考えられます。
- アニメの仕事をメインにしたかったから説
- マネージメント料に不満があった説
- 事務所そのものに不満があった説
順番に説明していきます。
理由候補①:アニメの仕事をメインにしたかったから説
まず、アニメを仕事をメインにしたかったという可能性です。
今現在、吉野裕行さんはアニメの仕事を中心にしています。
ただ、事務所『シグマ・セブン』が強いのはナレーションの仕事だといいます。
シグマ・セブンは、青二プロダクションや81プロデュースなどの最大手声優事務所と比べると小規模な事務所ではあるが、「ナレーションの仕事に強く、年齢を重ねても手堅く稼げる案件を多く抱えているところが特徴」(同)だという。
出典元:サイゾーウーマン
そのため、アニメの仕事を売りにしたい吉野裕行さんにとっては、やりづらい環境だった可能性があります。
ですから、アニメの仕事に力を入れるため、事務所を変えようと退社したのかもしれません。
理由候補②:マネージメント料に不満があった説
次に、マネージメント料に不満があった可能性について。
声優が事務所に所属すると、事務所側が仕事を取ってきます。
その報酬に、仕事の紹介料として出演料から『マネージメント料』が引かれ、ギャラが支払われるシステムになっています。
このマネージメント料、事務所にもよるそうですが、基本的には大体2~3割が引かれるんだとか。
事務所にもよりますが、給料から大体2〜3割を“マネジメント料”として天引きされる一方、フリーになれば、ギャラは100%自分の取り分になりますから、ある程度知名度が上がると独立する声優は増えてきていますね。
出典元:サイゾーウーマン
ただ、今のご時世、色々なことが起こっている影響により、景気はあまり良くありません。
もしかすると、その影響下でマネージメント料が増大。
そして、マネージメント料の増大に不満が膨れ上がり、事務所を退社…。
そういった可能性も十分あります。
理由候補③:事務所シグマ・セブンに不満があった説
最後に、事務所『シグマ・セブン』そのものに不満があった可能性もあります。
なぜなら、ここ1~2年の間、有名声優が何人もシグマ・セブンを退社しているからです。
以下にシグマ・セブンを退社した声優を一部紹介します。
声優名 | 退社日 |
中村悠一 | 2020年10月1日に退社 |
水樹奈々 | 2021年9月30日に退社 |
瀬戸麻沙美 | 2021年11月1日に退社 |
井上麻里奈 | 2022年1月1日に退社 |
福圓美里 | 2022年3月31日に退社 |
名の知れた有名声優の方達が、ここ最近でこれだけシグマ・セブンを退社しているのです。
これだけ多く退社しているとなると、事務所シグマ・セブンに何かあったのでは?と思わざるを得ません。
なので、もしかしたら、吉野裕行さんも過去に退社した声優の方達と同じように事務所に不満を持ってしまった。
そして、最終的に事務所を退社したのではないか?と考えます。

吉野裕行が退社した理由考察まとめ
今回は、吉野裕行さんが退社した理由について考察&まとめてみました。
以下、今回の簡単なまとめになります。
- 事務所が強かったのはナレーションの仕事だったため、環境を変えたかった可能性がある
- 今のご時世でマネージメント料が増大し、それに不満を持った可能性がある
- ここ1~2年の間に多くの声優がシグマ・セブンを退社していることから、事務所そのものに不満を持っていた説