2021年4月6日、和田アキ子(アッコ)さんがレコード会社を『テイチクエンタテインメント』から『ユニバーサルミュージック』に移籍したことが分かりました。
調べてみると、和田アキ子さんは、今まで『テイチクエンタテインメント』に約20年間も所属していました!
なのに、なぜこのタイミングでレコード会社の移籍という決意をしたのでしょうか?
今回は、和田アキ子(アッコ)さんがレコード会社『ユニバーサルミュージック』に移籍した理由について考察してみましたので、ご紹介します。
和田アキ子(アッコ)さんがレコード会社を移籍した理由を考察
和田アキ子さんがレコード会社を移籍した理由としては、以下の3つが可能性としてあるかなと考えました。
- 歌手として再び売れたい説
- ファンのために
歌手として再び売れたい説
まず、和田アキ子さんが歌手として、再び売れたいという願望を持っていたという可能性があります。
『和田アキ子(アッコ)』と言えば、老若男女、誰でも知っている大物有名人。
『あの鐘を鳴らすのはあなた』といえば、今の若い世代(10~20代くらい)以外なら、誰でも知っているレベルといっても過言ではないでしょう。
しかし、だからといって、CDを出せば何でも売れた!という訳ではありませんでした。
2014年のとある記事では、「ここ数年に出した作品(CD)は1000枚~3000枚程度」と記載されています。
「アッコさんのCD売上げは、ここ数年に出した各作品とも1000枚から3000枚程度。2010年に出した『人生はこれから』は当初300枚程度しか売れず話題になりました。今年出したベスト版も苦戦したようです。往年の有名歌手も『売上げだけなら俺の方が上。和田アキ子より俺を出してくれ』なんて言ってますからね」(スポーツ紙記者)
出典元:エキサイトニュース

また、2018年に出したシングル『愛を頑張って』は、初日に8.7万枚という売り上げを叩き出していますが…
- 『愛を頑張って』は『BOYS AND MEN』とのコラボ曲
- CDの予約・購入特典に『BOYS AND MEN』研究生のみによる2ショット撮影会が用意されていた
という内容から、『BOYS AND MEN』の影響が強いのでは?という声が多かったみたいです。

これらの経緯をみると、最低でも2010年代以降の和田アキ子さんは、自身の力だけでCDを多く売ることができていません。
となると、「自身の歌唱力だけで再び売れたい!」と2010年代から思っていたとしても、歌手であれば当然なのではないかなと。
そのため、再び歌手として売れるための第一歩として、『ユニバーサルミュージック』に移籍したのかなと考えます。
なぜ『ユニバーサルミュージック』?
ただ、ここで疑問なのが移籍先がなぜ、『ユニバーサルミュージック』なのか?ということ。
私個人の考えとしては、『ユニバーサルミュージック』の環境が、和田アキ子さんが今一番求めている環境に近かったのではないか?と思っています。
今現在、『ユニバーサルミュージック』に所属している日本人アーティストを調べてみると…
- King & Prince
- Sexy Zone
- ヨルシカ
といったネットやテレビでめちゃくちゃ有名なアーティストが多く在籍中。
一方、以前まで和田アキ子さんが所属していた『テイチクエンタテインメント』の歌手一覧を調べてみると、
- 天童よしみさん
- 吉川さゆりさん
- 前川清さん
と、こちらも有名歌手が勢ぞろい。
どちらも有名な歌手・アーティストが所属していることが分かります。
しかし、今の時代、多くの売り上げを上げていそうな歌手が所属しているのは、『ユニバーサルミュージック』なのかなという印象を受けました。
となると、『ユニバーサルミュージック』の音楽制作環境等は、かなり良い条件が揃っているのかなと予想します。
そのため、和田アキ子さんは環境の整った『ユニバーサルミュージック』を選んだのではないか?と思います。
ファンのためにレコード会社移籍をした説
和田アキ子さんを応援するファンが移籍の後押しになった可能性もあるのかなと思いました。
なぜなら、今回の移籍に関して、インタビューで和田アキ子さんはこのように語っています。
歌への原動力を支えるのはファンの存在。パーソナリティーを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜・前11時)にも、毎週出待ちするファンがいる。「ババアばっかりとか冗談で言うんですけどね。あの子たちのいる限りはちゃんと歌を歌って、ファンの誇りになるようにいたいね」。
出典元:スポーツ報知

どれくらいの出待ちがいるかは分かりませんが、例え少なくても、ファンがいるかいないかで、和田アキ子さんのモチベーションも全然違うと思うんですよね。
ですが、逆にずっと慕ってくれているファンがいるにも関わらず、CD売り上げが伸び悩んでいる事実があるとすると、やはり色々思うところがあるのかなと。
であれば、ファンのためにも再び輝くために、レコード会社の移籍という決断をしてもおかしくないと思います。
和田アキ子(アッコ)さんがレコード会社を移籍した理由考察まとめ
今回は、和田アキ子(アッコ)さんがレコード会社を移籍した理由について考察&まとめてみました。
以下、今回のまとめになります。
2010年代以降、自身の力だけではCDの売り上げが少ないことから、再び歌手として売れるための第一歩として移籍した可能性がある。
今でも慕っているファンがいるため、そのファンを想っているがために移籍したという可能性もある。
『移籍』と聞くと、「前の会社で何かあったのかな?」と思ってしまいますが、取材で和田アキ子さんは「すごくハッピーです!」と語っているため、マイナスな理由ではないのかなと思っています。
移籍した後、どのような活動をしていくかはまだ分かりませんが、これからも老若男女に愛されるアッコさんとして頑張って欲しいですね!